- じとう
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じとう【地頭】(1)平安末期, 開発領主のこと。 また, それが有力者に土地を寄進し, 自らは荘園管理にあたった者。(2)鎌倉幕府の職名。 荘園における下地(シタジ)管理権・徴税権・警察権・裁判権を有し, 領域内住民を支配した。 1185年, 源頼朝が制度化。 承久の乱以後増加し, 荘園領主を圧迫して領有を進めていった。→ 本補地頭→ 新補地頭(3)室町時代, {(2)}の系統をひく在地領主。 次第に守護の被官となった。(4)江戸時代, 地方(ジカタ)知行を与えられた, 大名の家臣または幕府の旗本。IIじとう【寺塔】寺院の塔。IIIじとう【時祷】⇒ 時課IVじとう【耳当・耳璫】⇒ 耳栓Vじとう【自答】自分で答えること。 また, その答え。
「自問~」
Japanese explanatory dictionaries. 2013.